
「もっと自分の気持ちを伝えられたらいいのに……」 「言いたいことがあるのに、うまく言葉にできない……」
こんなふうに感じたことはありませんか?
実は、自己表現が苦手な人は意外と多いんです。
私自身、子供の頃から、自分に自信がなく、周りの目ばかり気にして、いつもびくびく過ごして、何一つ上手く伝えることができませんでした。
現在はあらゆる体験を積み、上手くはないかもしれませんが、少しずつ、自分も気持ちや伝えたいことを伝えられるようになっています。
ですので、安心してください。
自己表現は特別な才能ではなく、私のように、少しずつ練習していけば必ず上達するものです。
この記事では、「心を開いて楽に生きるための第一歩」を具体的にお伝えしていきます。
まずは「自分の気持ち」に気づくことから
自己表現が苦手な人の多くは、自分の気持ちをうまく言葉にできないと感じています。
でも、その前に大切なのは「自分が何を感じているのか」に気づくこと。
たとえば、仕事で上司に注意されたとき。
「なんかモヤモヤするけど、何が嫌なのかわからない」 と感じた経験はありませんか?
そんなときは、ノートに「なぜモヤモヤするのか?」と書いてみるのがおすすめです。
- 注意された内容が的外れで納得できない?
- 言い方がきつくて傷ついた?
- 自分の努力が認められないと感じた?
こうして少しずつ言葉にしていくと、「自分の気持ち」が明確になります。
これが、自己表現の第一歩です。
小さな「YES」「NO」から始める
「私はこう思う!」とハッキリ言えなくても大丈夫。
最初は小さな自己表現から始めてみましょう。
たとえば、友達と食事に行くとき。 「何食べたい?」と聞かれて、つい「なんでもいいよ」と答えてしまう人も多いはず。
でも、そこで「今日はパスタが食べたいな」と言ってみる。
たったこれだけでも、立派な自己表現です。
あるいは、職場で頼まれごとをされたとき。
「ちょっと今忙しいので、あと30分後でもいいですか?」 と、自分の都合を伝えてみる。
小さな「YES」「NO」を積み重ねることで、少しずつ自分の意見を表現することに慣れていきます。
「伝え方」を工夫してみる
自己表現が苦手な人の中には、「こんなこと言ったら嫌われるかも……」と不安になる人もいるかもしれません。
でも、大切なのは「伝え方」。
たとえば、上司に「もっと考えてから発言しろ」と言われて落ち込んだとき。
「それは違う!」と反論するのではなく、 「私なりに考えて発言したつもりですが、どこを改善すればよいでしょうか?」 と聞いてみる。
相手を否定せず、自分の気持ちを伝える。このバランスが大切です。
また、家族や友人との間でも、
「いつも私の話を最後まで聞いてくれてありがとう。でも、たまには私の意見も聞いてもらえると嬉しいな」 のように、感謝とともに自分の気持ちを伝えると、関係がより良いものになります。
「聞いてくれる人」を見つける
自己表現が苦手な人の中には、「自分の気持ちを話しても、どうせ理解されない」と思い込んでいる人も多いです。
でも、あなたの話をちゃんと聞いてくれる人は必ずいます。
たとえば、
- 気の合う友達
- 家族
- 信頼できる職場の先輩
最初は少人数で構いません。
気持ちを話してみて、「ちゃんと受け止めてもらえた」という経験を積むことが大切です。
また、直接話すのが苦手なら、
- 手紙やメッセージアプリで伝える
- SNSの日記機能を使ってみる
など、自分に合った方法を見つけるのもおすすめです。
「できたこと」を認める
自己表現は、一朝一夕で上手くなるものではありません。でも、小さな一歩を積み重ねることで、確実に前に進むことができます。
たとえば、
- 「今日はランチの希望をちゃんと言えた!」
- 「いつも断れなかった頼まれごとを、今日は断れた!」
こんなふうに、「できたこと」を振り返り、自分を認めてあげることが大切です。
どんなに小さなことでも、あなたが自分の気持ちを表現できたなら、それは大きな進歩。
自分に「よくやったね!」と声をかけてあげてください。
まとめ
今回は、『自己表現が苦手なあなたへ!心を開いて楽に生きる方法』というテーマでお伝えしました。
自己表現は、決して特別な才能ではありません。
- まずは自分の気持ちに気づくこと
- 小さな「YES」「NO」から始める
- 伝え方を工夫する
- 聞いてくれる人を見つける
- できたことを認める
この5つを意識するだけで、少しずつ自己表現ができるようになっていきます。
「自己表現が苦手」と思っているあなたも、きっと大丈夫。
少しずつ、一歩ずつ、自分の気持ちを表現する練習をしていきましょう。
あなたの心が、もっと自由に、もっと軽やかに、笑顔で満たされますように。